ご相談窓口フリーダイヤル0120-276-361

フコイダン療法の効果

フコイダン療法

抗がんから 免疫調整まで 幅ひろい効果

1996年に開催された日本癌学会以降、フコイダンにはさまざまな作用が報告されてきました。

また、現在ではフコイダンよりも 強力な活性をもつ【フコキサンチン】の特性が解明したことにより、フコイダン+フコキサンチンの相乗作用が期待できるようになりました。

フコイダン・フコキサンチンの抗がん作用

がん細胞を自然崩壊させる 【アポトーシス誘導作用】

がん細胞を 自然崩壊させるとは、どういうことでしょうか?
私たちの体は およそ60兆の細胞から成りたっていますが、これらの細胞は分裂をくり返しながら 古い細胞が【自然死】をおこしていて、新しい細胞との入れ替えを行っています。

新しい健康な細胞に生まれかわるために、古い細胞が自然死をおこす。
このことをアポトーシスといいます。
私たちの体は、細胞のアポトーシスにより 健康な状態を保っているわけです。

しかし、がん細胞はアポトーシスをおこしません。
アポトーシスを起こさないため、外からの抗がん剤や免疫細胞からの攻撃を受けないかぎり、 いつまでも生きつづけるのです。

いつまでも生きつづけながら分裂を増殖をくり返し、不自然に大きくなって周りの臓器を圧迫するため、正常な組織が破損し激しい痛みや疼痛が生じます。

コンブやワカメなどの褐藻類から抽出されるフコキサンチンには、正常細胞に影響を与えることなく、がん細胞をアポトーシスに導く作用があるという研究もあります。

がんの成長や転移を阻害する 【血管新生の抑制作用】

がんは一定の大きさになると、近くの血管から新たな血管を引き込んで、栄養と酸素を補給しはじめます。
がん細胞が周囲に血管を張りめぐらすことを「腫瘍血管新生」といいます。

血管新生は本来、誰の体にも備わっている血管機能の一つですが、普段は厳密に制御されています。

たとえば、正常な血管新生は、手術やケガなどによるキズが治癒に向かう過程のほかに、胎児の発生や胎盤の形成、月経周期に一致した子宮内膜の形成など、本来は限られた部位でしか起こりません。

しかし、がん細胞は大量の栄養を必要とするために、血管新生を促進させるシグナルを発して近くの毛細血管から血管を引き寄せ、栄養と酸素を摂り込もうとします。

フコキサンチンは、このシグナルを阻害することで、がんの血管新生を抑制する作用があるという研究もあります。

免疫細胞を強化し、がん細胞を攻撃させる 【免疫力の活性作用】

免疫とは、体内に侵入してきた細菌やウィルス、がんなどの異物に対して攻撃をしかけ、排除するための防御システムのことで、血液中の白血球の働きによって成りたっています。

白血球には NK細胞やキラーT細胞などのリンパ球や マクロファージなどがあり、これらの免疫細胞は【サイトカイン】 と よばれる信号物質によって連携しながら働いています。

とくに 栄養を吸収する小腸には、有害な物質が栄養素にまじって体内に入り込むのを防ぐため、全身の60%ものリンパ球が集中しており 【腸管免疫】という高度な免疫システムを作りあげています。

高分子の多糖体であるフコイダンは、腸管免疫システムに働きかけてサイトカインの産生を促すことが分かっており、高い免疫調整作用があると見込まれています。

細胞の再生をたすけ、回復へと導く【QOLの改善作用】

抗がん剤の副作用には、脱毛・嘔吐・下痢や、肝機能の低下・白血球の減少などがあります。

フコイダンを摂取している時は、これら副作用の軽減、食欲や体力の回復などQOL(クオリティ・オブ・ライフ : 生活の質)の改善が ほとんどの方に確認されています。

バランスのとれた食事から十分な栄養をとることは、体の組織の消耗を防ぐだけでなく、ダメージを受けた細胞の再生をたすけ、感染症の予防にもつながります。
とくにがん治療の現場では、進行の状況や 副作用の問題により、満足に食事が取れなくなってしまっているという場合も少なくありません。

そのような時に 食欲を回復し、 栄養状態を改善させることは、 フコイダン療法が持っている効果の大切な一面でもあります。